2011年4月26日火曜日

2011.04.16 石原都知事へのデモ「差別発言にNOと言える日本を」




 昨年(2010年)の12月にあった石原慎太郎 都知事の差別発言に対する、抗議デモの様子です。
 これはUSTREAM配信もしましたしLiveのページにも載せましたが、それを15分にまとめたものです。
 スマートフォンによる配信・録画ですので、画質も音質も良くないですが、それでもかなり見やすくはなったと思っております。
 結構しんどい作業でしたし、見ていただけると幸いです。
 さて、私がこうやって このデモに対してストリーム配信をしたり、まとめたりブログに載せたりすることについてですが、まずこのHP自体がそう言うものなので当たり前ではあるんですけど、それ以外に、同性愛者による初めての抗議デモと言うことで、新たな一歩を踏み出したことに対しての賞賛と記録を行ないたいと思ったからです。
 ただし、それ以前はデモに対してかなり不安もありました。心配で寝れない日もあったんですよ。
 一般的に、同性愛と性同一性障害は区別がついていないと思います。確かに、石原慎太郎 都知事の発言でも いっしょくたんになっている感じは受けます。
 同性愛と違って性同一性障害、特にMtFは目に見えるものですので、パス度に自信のない人にはこのような動きは恐いものがあります。自分たちにまで火の粉が降って来る可能性があるからです。
 だから、暴力的なもの・攻撃的なものは認めることが出来ません。
 (当初は3月12日の予定だったので)デモの一週間前の3月5日にこれに関する集会に初めて出ることが出来て、やっと気持ちが落ち着きました。その時に、遠巻きからの写真撮影と状況説明だけではなく、ストリーム配信を考えたのです。
 今回は色々とあって、新宿2丁目からとなってしまいましたが、それでも私的には充分なものが得られたし、良いデモであったと感じております。
 ただ、デモ隊が新宿2丁目に来たときは「石原辞めろ」の声が大きく、攻撃的なデモだと感じてしまったので帰りたくなりました。
 だけどデモ隊を見て、皆の主張が分ったので撮影を続けて行くことにしたのです。最後まで撮影して良かったです。
 私は、石原都知事に対しては多くは語りません。ただ1つだけ言わせていただくと、もっとアンテナを広くはって多くのものを取り入れ吸収していただきたいと思います。
 今回のことだけではなく、様々な差別発言や暴言とも言えるものを発して来た石原慎太郎さん。それらは全て知らないこと・知ろうとしないことから来ているように感じます。
 知らないから仕方ないではなく、知ろうとしていただきたいと願わずに入られません。
 ところで追記ですが(2011.04.27夜)、私は「石原 辞めろ」の言葉に帰りたくなった割にはYouTube版にしっかりとその言葉を載せています。
 その理由を書いておきますね。
 その理由は、「石原(都知事を)辞めろ」と捉えるのではなく「石原(差別を)止めろ」と捉えることにしたからです。
 このデモ自体、差別に反対したものですし そう捉えることはおかしなことでも こじつけでもないと思うからです。
 ただやはり、暴力的なデモや攻撃的なデモは好きではありません。やりたい方はやれば良いと思います。しかし、私はそのようなものには賛同いたしません。
 今回はあくまで、あらかじめ そんな人達ではなさそうだし、そんなデモにもならないだろうと感じたので賛同しました。
 相手が誰であれ、差別には反対です。でも、相手を否定したり必要以上に非難することは良いと思っていません。
 石原都知事の差別発言には反対しますし、このデモを歴史的なものとしても賛同はいたしましたが、石原さんを攻撃するつもりは私にはないことは、ここに記しておきます。

0 件のコメント:

コメントを投稿