2005年8月15日月曜日

2005高知 よさこい祭り




よさこい祭りといえば、なんといっても本場の高知です。

高知県高知市では、50年程前からこの「よさこい祭り」が行われてきました。今年で52回目になります。

あれは、今から15~6年程前だったと記憶していますが、高知を訪れた北海道札幌市の大学生たちが、この祭りを見て感動し「こんな祭りを札幌にも作りたい」と言っていたと私の母から聞きました。その後、気がつけば札幌では、「よさこいソーラン祭り」が行なわれていました。

そして今では、あちこちで「よさこい祭り」が行なわれ、この名前を知らない人はいないと言っても過言ではないぐらいにまでなりました。素晴らしい事です。

ところで、私は20年振りぐらいに「よさこい祭り」を見たのですが、以前と打って変わったのは、県外人のグループが格段に増えた事、それから比較的年配の方でも踊っている事です。

私が高校を卒業して、高知を出る頃には若者の祭りみたいになっていて、年配者が踊るという感じではなかったのですが、いつの間にか年配者も踊っていて驚きました。

あと、祭りの日程も変わっていた事にも驚きました。
以前は、8月9~11日で9日は前夜祭の花火大会だったので、正式には10日と11日の2日間だけでした。
今では、「よさこい祭り」だけで4日間もあるようですね。

いやいや、特筆すべき事はそれだけではありません。
「よさこい祭り」…実は、昔はルールらしいルールがなかったんです。にもかかわらず、皆「よさこい節」を歌い、鳴子を持って踊っていました。しかし、だんだんと「よさこい節」が歌われなくなっていきました。そしてある年、とうとうほとんど歌わないグループが出てきました。そこで、次の年には「よさこい節」を歌うようにお願いという形になったのです。。。それから年月が経ち、今ではしっかりとしたルールとなっています。そのおかげで、ここまで広まる事ができました。

そうやって変わってきた「よさこい祭り」ですが、祭りの基本姿勢だけは昔のままで、しかも県外の人にも受け入れられているので、非常に嬉しく感じています。

この祭りには、人を魅了する不思議な力があるようです。
踊り子隊が歌う大音量の歌も、決して耳障りではありません。それどころか、力を分けてもらってるような、また、自分も混じって踊りたくなるような、そんな気持ちにすらなるのです。


*YouTubeには、日本時間で2011年7月10日AM1:00過ぎにupしました。

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